蛙の詩人・草野心平さんをご存知ですか。
まだその存在を世間に知られていない頃、宮沢賢治さんの才能を見い出し、彫刻家の高村光太郎さんとともに、その作品の紹介に力を尽くした功績はよく知られているところですが、では、草野心平さん自身はいったいどんなひとなのでしょう。
身分の上下もなく、人間よりもずっと長く地球に存在し続けている蛙を謳いあげる「蛙の詩人」と呼ばれる心平さんは、破天荒なひととしても興味のつきない逸話がたくさん。
職を転々としながら、ジグザグロードを進み続け、たとえば、居酒屋「火の車」ではお客よりも酒をあおって酔いつぶれる始末。一方、花を散らした食を粋に味わう、おしゃれな “口福人”であったり。
草野心平さんとは、いったいどんなひとだったのでしょう。そして、作品を通して何を伝えたかったのでしょうか。
秋のはじまりのオンライン特別体験会では、福島はいわきのひと、心平さんと同郷の研究者小野浩さんによる、深い共感をこめた夜話を二夜わたって催します。
東北、福島へ旅するように、お飲み物片手にゆるりとご参加ください。
講 師:小野浩(おのひろし) 草野心平研究家
1954(昭和29)年、福島県いわき市小名浜生まれ。昭和48年3月、草野心平の母校福島県立磐城高等学校卒業後、明治大学文学部に入学。昭和54年卒業後、いわき市立草野心平記念文学館の学芸員として15年(宮沢賢治展2回、高村光太郎・智恵子展担当)、いわき市史編纂係14年(近代・常磐炭田史)、埋蔵文化財係5年間、いわき総合図書館の郷土資料専門員3年間、いわき市暮らしの伝承郷の館長3年間など40年間に亘り教育文化の仕事に携わる。現在は、群馬県立女子大学非常勤講師(博物館教育論・博物館経営論)、いわき市教育委員会・社会指導員。著書に、宮沢賢治イーハトーブ学事典『草野心平による「発見」後の展開』単行本『草野心平 昭和の凹凸を駆け抜けた詩人』。賢治学会会員・高村光太郎研究会会員・いわき賢治の会会長 趣味は、マジック。
▼いわき市立草野心平記念文学館
http://www.k-shimpei.jp/index.html
▼みのおてならいカルチャーボランティアinいわき市立草野心平記念文学館
【火の車一日開店①】
https://bit.ly/2Unp2vZ
【火の車一日開店②】
https://bit.ly/2AM8MOb
蛙の詩人 草野心平を語る
~ 死んだら死んだで生きていくのだ
●第一夜 前編「心平というひと」
9月17日(木)19:00~20:20(約80分)
●第二夜 後編「心平の作品世界」
9月18日(金)19:00~20:20(約80分)
準備物:
・Wi-Fiなどの通信環境
・インターネットで動画閲覧できる機器(パソコン、スマホ、タブレットなど)
参加費:各回500円
※1回だけでもご参加いただけます。
<オンラインで参加について>
・開催にあたってはオンライン動画通信アプリZoomを使用します。
・Zoomで閲覧するだけなら、アカウント設定・登録は必要ありません。
・入金確認後にお送りするメール記載の招待URLをクリックするか、ZoomアプリにてミーティングIDとパスワードを入力してご参加いただけます。
・Zoomのテスト配信を予定しています。接続に不安のある方はご参加ください。詳細はご希望の方に追ってご案内いたします。
◎参加お申し込み(終了いたしました)
お申し込みいただくと、minohjuku@gmail.comからメールをお送りします。
詳しい参加方法をご案内いたしますので、必ず、こちらからのメールアドレスを受信できるように設定してからお申し込みください。
<お支払いについて>
▼「銀行振込」
三井住友銀行 箕面支店
普 通 6043896
口座名 みのおてならい
▼ 「チケットの販売」から
※クレジットカード決済でのお支払いが可能です。
(ただしPayPalアカウントのご登録が必要)
https://minohjuku.jimdo.com/チケットの販売/